フコイダンを健康食品から摂取

昆布普段から何気なく食べていることが多いワカメなどの海藻類は、日本人の食生活とは切っても切れない縁でつながっています。日本列島の周辺海域では、良質のワカメやモズク、昆布などが多く獲れます。特に北海道近海や日本海側などには、通常の3倍とも言われるほどのフコイダンを含んでいる海藻もあります。それが知られていないはずの何百年も昔から日本人は生食でこれらの海藻類を口にしています。

それでは海藻類のどの部分がフコイダンなのでしょう。確かにどの海藻類にもヌメリ成分がありますがこのヌルヌルとした食感こそが低分子化フコイダンなのです。この低分子フコイダンが免疫機能を高めるカギだと言われているのです。この低分子化フコイダンには多糖体が含まれているのですが、その働きとして傷ついている細胞を活性化させているのではないかと今もまだフコイダンの研究が継続しています。

このフコイダンの効果を最初に発見したのはスウェーデンの科学者です。海藻が多く採れる沿岸周辺の住民が健康的で長生きすることにいち早く着目し研究を行いました。日本でも同じような地域で生活している人は、健康的であることがわかっていますし、海藻でなくとも健康食品から摂取する人口も増えつつあり、世界中でも研究が推し進められるようになったのです。また、1990年代に入ってからは、低分子化フコイダンの構造が解明されたことで、やはりがん細胞を収縮させる力があることと免疫抑制効果があることも発表されました。